6月8日(金)13:30~勤労文化会館やまももホールに研修会を実施しました。
市内の老人クラブの会長・副会長合わせて200名が参加がありました。
今回は前回までの情報交換会ではなく、武井正子先生を講師による講座を開催しました。
「老人クラブの運動による健康・体力づくり」-いつまでも元気なスーパーオールドをめざそう-と題し講座をしていただきました。
スーパーオールドとは「85歳以上」の方を指す言葉だそうです。65~74歳はヤングオールド、75~84歳はミドルオールド、85歳以上はオールドオールドと言われるそうですが、オールドオールドではなく、元気な高齢者!というイメージを得られるよう、スーパーオールドとも言われるそうです。
元気なスーパーオールドを目指すには①運動、②栄養、③コミュニケーションの3つが大切になります。
①運動
有酸素運動が特に有効です。有酸素運動が有効な理由としては、酸素とエネルギーを効率良く使うことにより、体だけでなく、循環器や脳などにも栄養と酸素が回り活性化する事ができます。
有酸素運動の代表格といえばウォーキングです。ウォーキングは体の中の大きな筋肉を使います。大きな筋肉を使うことで効率良くエネルギーと酸素を消費し、体の中の循環を良くすることができます。また、脳トレも併せて行う場合には想起テスト(30秒で野菜の名前を何個思い出せるか?等)を行うとより効果がアップします。
また、立つことも立派な筋トレです。宇宙飛行士が無重力状態にずっといると、重力による負荷がないため、筋肉・骨量が低下します。そのため、重力に逆らって、しっかり立つことで、抗重力筋を鍛えることができます。
また、体力の変化を知る指標の一つとして握力測定があります。
握力を出すためには、手の力だけでなく、踏ん張る力も大切になってきます。踏ん張る力は全身の力が必要なため、握力の測定は全身の体力の指標になります。
②栄養
たんぱく質を摂取していないと運動をしても、筋肉はつかず衰えていってしまいます。
肉・魚・乳製品といったたんぱく質を多く含んだ食品を摂取する必要性があります。
③コミュニケーション
誰とも会わず話さないでいると、だんだんと脳が衰えていってしまいます。
人との繋がりを保ち、人と話しをすることもとても大切なことです。
最後に、いきいきクラブ体操をみんなで一緒に行いました。(いきいきクラブ体操のパンフレットはこちらから)
いきいきクラブ体操のDVDについては、貸し出しを行っておりますのでご希望のクラブは事務局までご連絡ください。
知多市老人クラブ連合会事務局(知多市社会福祉協議会内)
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